WARKS ( reinforce.hydraulics.engine.etc...) 


’89 B2000製作Report.


キャビンはリフト、ベッドはチェンブロで同時に吊り上げてみました。

今回購入してきたベースがオリジナルフレームでは無く、レインフォースしてあった為予算の都合でそのまま使います。不満が残りますが・・・。最近Bのベース車両の数も減って来て探すのも大変ですし。

オリジナルのバンプラバーマウントが切断されていたので、オリジナルの大きさ、形を出来るだけ忠実に再現してみました。今回は6mm鉄板で製作したので、レインフォースはしません。(この部分だけの純正部品が販売されていないので、切断しないよう注意しましょう。)

取り付けてみました。ほぼ同じ様に出来た様な気がします。


B2000のエンジンマウントは、とても弱いので必ずレインフォースしておきます。曲がってしまってからでは、直すのが大変ですしオイルパンを潰してしまうとエンジンを降ろす破目になります。

今日New Apper&Lower Armが届きました。早速延長、レインフォースに取り掛かりたいと思います。
*B2600のアッパーアーム&シャフトを使えば太くて折れにくくなります。
なぜかロワーアームをオーダーすると右ばかり届きます。もう3回目です!部品番号は違うんですけどねー?
もう一つ!ロワーアームのボールジョイントは欠品になりやすいようなので、スペアを持っていた方がよいです。

今年からのルールに合わせて内側からレインフォースをします。鉄板を切り出す時に延長した長さで形取りをしておけば、延長した継ぎ目が無く出来上がります。


タワーを作る前の部品。
右上のパワーボール、六角のねじではなくキャップ全体を回して外せるようになっています。
分解するのが楽で、お気に入りです。

溶接して組み立てた所です。
Pillow apperが、Red’sのHopping Coilの中に入る直径になったのでパイプを下に付けたりPillouが上に飛び出したりが無くなりすっきりしました。

チェーンでロワーアームのストロークを決めておいて、タワーの高さ、角度などを決定し組み立てます。1度決めたストロークが途中で狂ってしまわない様に、JIS規格のチェーン(ピッチが狭い)を使います。

位置決め。
最終的に決まればタワーの横に補強を入れます。


パワーボールを埋め込んで、上1面残し3面を6mmでレインフォースします。

アッパーアームのレインフォース。
裏から2面。

タワーの位置、角度を決めてサイドにリブを付けてタワー完成。


これでタワーの完成です。

両足完成。

ブリッジを製作する場合、台形にするか角の部分に補強(リブを付けるなど)をしっかり入れておかないとブリッジの意味をなさない事になります。

ブリッジ完成。
フロントの作業はこれで殆ど終わりました。


フロント組み立て完成。
と言ってもまだエンジン、ブレーキ関係は手付かずなので、ハイドロに取り掛かる前に済ませておこうと思います。

ブレーキエンジン周りも終わり、ラックに取り掛かりました。3Pump.8Batt。

Pump&Batt搭載。
2個だけ色違いバッテリーですが。

ケーブルの製作。
ケーブルは1ゲージ、ジョイントも同じく1ゲージ用を2個(ダブルポンプなので)


ハイドロ完成(仮)。
まだダブルポンプ用のマニフォールドや、ダンプが届いていないので、取りあえず仮の完成です。
パーツが届き次第もう一度組み直します。

LA.WIRE 7−14 FWD用に185/75−14


’92 Hi−Laxショート製作レポート


ベースのLAXショート。この車は屋根が切ってあるのでFRAMEだけ使って別のキャビンにUSベッドを乗せます。

キャビン降ろし中。僕のBがリフトを占領しているので、チェーンブロで降ろしました。

レインフォース開始です。


LAXタワー。不要部分を切断した所。今から立ち上げます。

バンプラバーマウントが付いていなかったので別のフレームから移植。ここも裏から必ずレインフォースしておきましょう。変形します!

アッパーアーム、カットして3センチ延長、(仮)

アッパーアームを9ミリの鉄板でレインフォース。’06からルールの変更が有りましたので、この貼り方はジャパンツアーに出られる方は違反になります。上面から見える面を1面残してレインフォースしましょう。


溶接が出来上がった所。

上面だけスムージング。

ロワーアームは側面のみのレインフォース(6mm)

テンションロッドマウントがLAXは脱着式なので弱いためレインフォース。


トラックの命、タワー。ここがちゃんと出来てなければ絶対に良い記録は出ません。ビルダーとして一番腕の見せ所です。タワーの高さ、位置もルールが有ります。純正ショックマウント取り付け位置付近とされています。良く考えて製作して下さい。とは言えルールと言うのは難しいですねー、人それぞれ解釈や受け取り方が違い必ず意見がぶつかります。

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ストロークを決めるチェーン。長さがシビアです。伸びたり、切れたりが必ず起きるので10mmの小さい駒のチェーン(JIS規格)を使えば大丈夫です。チェーンを張る位置により、テンションロッドが折れたりする場合も有ります。

フロント足は形になりました。


出来上がりはこんな感じです。

エンジン&USベッド搭載しました。
コンペと言っても、ビジュアルは大切ですから出来るだけかっこよく、綺麗に仕上げるよう心がけましょう。


ダクトが邪魔を!

ダクトをにがしてブリッジ。

キャブレターのエンジンならこんなに苦労はしないのですがこの車はインジェクションなので。


キャビン積みます。

LAXはボディが弱いのでここもレインフォースしました。


EG周り完成。

外装完成。


ペイントをして完成です。
取材の時に写して貰ったバンパーヒット写真をいただきました。
カメラマンは芸文社の今さん、さすがプロは上手いです。